米国株

TQQQ VS TECL どちらに投資するべきか

因幡物置

3倍パワーボムETF界の2大巨頭。TQQQとTECL
どちらが優れているか気になったことありませんか、今回はそんな2つのETFについて調べてみました!

プロフィール 本ブログの管理人因幡物置です! 脱会社を目指しております。 趣味は野球観戦だったり、ラーメン食べることだったりいろいろです...

銘柄分析

基本情報

ティッカーTQQQTECL
正式名称プロシェアーズ ウルトラプロQQQDirexion デイリーテクノロジー株ブル3倍ETF
目標QQQ(NASDAQ100)の3倍の値動きを目指すETFテクノロジー・セレクト・セクター指数の300%のパフォーマンスを目指すETF
株価27.89$31.99$
経費率0.95%0.95%
直近3ヶ月リターン※1-46.20%-40.41%
直近3年リターン※119.95%24.98%
直近5年リターン※127.86%34.93%
※1:2022年7月11日現在

まず、どちらも3倍ETFですが、非常に値動きの激しい銘柄です。

まさに暴れ馬、攻めのETFとなっております。

上昇局面で得られる利益は非常に大きいですが、下げ局面での損もえげつないです。

ホントもうびっくりするぐらいの勢いで下げることを覚えておきましょう!

基本情報を見ると、両者とも直近3ヶ月で40%以上と大きく下げておりますが、TECLの方が下げを小さく抑えることができています。

経費率は0.95%と、どちらもまぁまぁ高いです。

参考までにですが、経費率の安いと言われるVOO(バンガード S&P500連動ETF)の経費率は0.03%です。

チャートで比較

TQQQとTECLとQQQの比較チャートになります。

水色:TQQQ 青色:TECL 黄色:QQQ

いや。。。TQQQもTECLも上げ過ぎ!?

約10年で、QQQも595%と相当成長していますが、TQQQとTECLはもう訳わからないレベルで成長しています。

因幡物置

QQQが上昇していないように見えますね汗

レバレッジ商品の欠点

チャートを見るとものすごい上げているように見えますが、レバレッジ商品にはいくつかの欠点があります。

例えば以下のような例が挙げられます。

  • 高い経費率
  • レンジ相場で減価

高い経費率

これは上記でも説明している通り、経費率がなかなか高いです。

TQQQ、TECLともに0.95%ということは、100万投資していると1年で約1万円経費として取られるので、まぁまぁ大きなお金ですよね。

レンジ相場での減価

青い線が+-50%のレンジ、オレンジの線が+-5%のレンジです。

値動きが激しいとレンジ相場で以下のような値動きになり、だんだん減価していくことが分かると思います。

どんな人にオススメ

オススメできる人

  • 若い人(長期で投資できる人)
  • 資金が少ない人

TQQQ、TECL、共に3倍レバレッジということで非常に値動きが激しいです。

そのため、一括で投資するのは非常に危険であると思います。

若く働き盛りの人は、長期で保有することが可能で、また下げ局面でも愚直に積み立てることで下げ局面を耐え、プラスを享受できる可能性が高いと思います。

また資金が少ない場合は、投資資金を増やすためにある程度博打的な投資をするのもアリかな・・と僕は思っています。

配当金をちょこちょこ貰っていてもそうそうお金は増えないと考えるからです。

どこで買えるのか

TQQQ

TQQQについては、日本の証券会社で購入することはできません。

サクソバンク証券という、デンマークの証券会社で購入できます。

TECL

TECLについては、日本の幅広い証券会社で取り扱っています。

ネット証券での購入を強くオススメします。

因幡物置

上記証券会社ならどこでも良いと思います!

僕は楽天証券を使っていますが、証券口座は全て持っています!

結論

長期の株価成績ではTQQQですが、短期ではTECL

そして買いやすさではTECLが良いようです。