投資を始めるにあたって必ず、知っておきたい知識の一つであるのがNISAです。
そんなNISAですが、名前を聞くだけだとピンとこないですよね。
今回はそんなNISAについて、詳しく解説していきたいと思います。
NISAとは
NISAとは株式、投資信託を投資する際に利用する口座のことです。
通常、株や投資信託といった金融商品に投資した場合、売却益に対して20%がかかります。
しかし、このNISA口座を利用して投資した場合は、売却益に対する税金が非課税となります。
NISAには以下の3種類があります。
- 一般NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
NISA口座は何種類かありますが、選択できるのは1人ひと口座までです。
特定の証券会社で開設すると、別の証券会社で口座を開設することはできません。
では、それぞれの違いを見ていきましょう!
NISAの特徴
一般NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA | |
---|---|---|---|
対象利用者 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳未満 |
年間非課税枠 | 120万円 | 40万円 | 80万円 |
投資対象 | ETF・個別株・投資信託・REIT等 | 特定の投資信託(金融庁が厳選したもの) | 一般NISAと同様 |
買付方法 | 通常の買付・積立投資 | 積立投資投資のみ | 一般NISAと同様 |
備考 | 2023年以降は18歳以上が利用可 | 2023年以降は18歳以上が利用可 | 2023年末で終了 |
ここまで各NISAの説明をしましたが、一般NISAについては2023年までの内容となります。
2024年から積立・分散投資による資産形成を促す観点から、一般NISAは新しくなり、上記で説明している内容から変更されます。
僕はNISA口座で個別株を買って爆損しているので、そういう人を減らすための対策を思われます。笑
若干ややこしくなりますが、今後のために覚えておきましょう
2023年以降
2024年からの新NISAについては、2階建てとなります。
新NISA | |
対象利用者 | 18歳以上 |
年間非課税枠 | 1階部分 :20万円 2階部分 :102万円 |
投資対象 | 1階部分:つみたてNISAと同様 2階部分:2023年までの一般NISAと同様 |
投資可能期間 | 2024年~2028年 |
- 2階部分を利用するには、原則1階部分で積立を行う必要があります。
- 期間終了後、1階部分で購入した投資信託ついては、つみたてNISAへの移管による継続保有が可能です。
一般NISAから新NISAへの移管について
現在一般NISAで保有している、株式・投資信託については、非課税期間が終了後、新NISAの2階部分への移管して継続保有が可能です。
※移管の上限額はなし。ただし、2階部分の非課税枠を超過すると、1階部分を消費します。
新NISAの1階部分で購入した投資信託については、非課税期間終了後、つみたてNISAに移管が可能です。
もっといろいろありますが、この辺りをひとまず覚えておけば大丈夫でしょう。
NISAとつみたてNISAどっちがオススメ
NISAとつみたてNISAでどっちを開設するべきか・・・ですが、初心者の方にはつみたてNISAをオススメします。
NISA枠は損切りすると復活しない
NISA枠は1年での投資枠が決められているので、投資後損切りすると、その年に投資枠が復活することはありません。
せっかくの非課税枠が無駄になるわけです・・・
つみたてNISAだと少額つみたてなので、株式市場が軟調でもこつこつ積み立てることができ枠を無駄使いする可能性が低くなります。
ちなみに僕はNISA枠で個別株を購入しマイナス85%という爆損ポジションを築きました!・・
つみたてNISAで購入すべき商品については、以下の記事でもご紹介しております。
基本的にはネット証券で口座を開設するのが良いと思います。
つみたてNISAは100円から等、ジュースと同じ値段から投資が可能です。