S&P500って知っていますか。
チラッと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
これから投資を始めるには必ず知っておかないといけないものなので、しっかり覚えておきましょう!
S&P500とは?
- アメリカの有名な株価指数
- アメリカの優良企業500社で構成されている
- 時価総額加重平均で指数化されている
端的に説明するとこんな感じとなります。
では、詳細も追っていきましょう!
詳細
S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが算出・公表しています。
米国の時価総額の大きい主要500社で構成されています。
ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から選定され、
構成銘柄は定期的に見直されています。
1957年3月4日より現在の形で算出されており、非常に歴史も長い指数となっております。
組入銘柄は四半期に一回検討されます。
選定条件は?
S&P500には組み入れられるためにいくつかの条件があります。
- 米国企業である
- 時価総額が53億ドル以上
- 四半期連続で黒字利益を維持している
- 流動性があり、浮動株が発行済株式総数の50%以上ある
組入銘柄上位10社
銘柄 | ティッカー | 比率 | |
---|---|---|---|
1 | アップル | AAPL | 7.0% |
2 | マイクロソフト | MSFT | 5.7% |
3 | アマゾン | AMZN | 4.1% |
4 | テスラ | TSLA | 2.7% |
5 | アルファベット クラスC | GOOG | 2.2% |
6 | アルファベット クラスA | GOOGL | 2.1% |
7 | エヌビディア | NVDA | 1.7% |
8 | バークシャー・ハサウェイ | BRK B | 1.6% |
9 | メタプラットフォームズ | FB | 1.3% |
10 | ユナイテッドヘルス | UNH | 1.2% |
長期チャート
こちらがS&P500の長期チャートになります。
ブラックマンデー、リーマンショック、コロナショックetc・・・など、苦節難ありますが、力強く右肩上がりで成長していることが分かると思います。
参考ですが、下が我らが日経平均になります。汗
どうやって投資するのか
こんな素晴らしい指数、投資したくなりますよね。
投資する方法は、ETFと投資信託の2パターンがあります。
探せばいろいろありますが、以下に挙げるものが一般的だと思います。
投資信託
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
三菱UFJ国際が販売している投資信託になります。
コストを非常に安く抑えることができます。
S&P500に投資したいならまず筆頭となる商品です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)については、つみたてNISAで購入すると更にお得です。
こちらでも記事を書いていますので是非見てみてください!
ETF
VOO
VOOはアメリカのバンガード社が提供する商品です。
こちらはドルでの買い付けとなります。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)では配当を受け取ることができませんが、VOOでは年4回配当を受け取ることができます。
株価 | 402ドル |
配当 | 5.54ドル |
配当利回り | 1.3781ドル |
直近分配金(2022/03/24) | 1.3737ドル |
SPXL
こちらは、上級者向けの商品になります。
初心者の方にはオススメしませんが、こんなのもある程度に見てもらえればと思います。
DirexionデイリーS&P・500ブル3倍ETFと言います。
どんな銘柄かというと、こちらはレバレッジ型のETFでS&P500の3倍の値動きを目指すETFです。
一見凄そうですが、下げる時も3倍の勢いで下がります・・・
また横ばいの相場に弱い傾向があり、横ばい相場だと少しずつ目減りしていく傾向にあります。
購入するときはここぞという場面で購入するようにしましょう。
まとめ
今回は、米国の代表的な指数であるS&P500についてご紹介しました。
ものすごく大事な指数なので、覚えておきましょう!